【Bリーグ】大阪エヴェッサ3連敗 フィッシャーHC「リバウンドをもう少しコントロールしたかった」

[ 2023年3月22日 22:19 ]

Bリーグ 2022―23シーズンB1第26節   大阪エヴェッサ64―75島根スサノオマジック ( 2023年3月22日    おおきにアリーナ舞洲 )

試合後、観客にあいさつするフィッシャー・ヘッドコーチ
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 大阪エヴェッサは西地区首位の島根に最後まで食らいついたが、3連敗を喫してしまった。

 マティアス・フィッシャー・ヘッドコーチ(51)は「リバウンドをもう少しコントロールしたかった。でも、選手たちはよく戦ってくれた」と、試合を振り返った。リバウンドの象徴的なシーンが、第1Qの最後だった。17―20のスコアから島根がバスケットカウントで得たフリースローを外したが、リバウンドを連続で取られた上にシュートも決められ、点差を広げられたのだった。完全にリバウンドを支配されていたわけではなかったが、大事な場面で島根にリバウンドを奪われたのが響いた形となった。

 リバウンド以上に勝敗を分けたのは3ポイントの決定率だった。エヴェッサはディージェイ・ニュービル主将(30)の効果的な3ポイントが決まる場面もあったが、チームトータルでエヴェッサの成功率24・1%に対し、島根は38・5%の決定率。エヴェッサの7本成功に対し島根は10本の3ポイントを決め、終始試合を有利に運んだ。

 「平均85得点の島根を10点低い75点に抑えたのはディフェンスが機能していたということだが、バスケットボールはオフェンスも伴わないと試合には勝てない。きょうはオープンショットの確率が悪かった」

 フィッシャー・ヘッドコーチは要所で精度を欠いたシュートを反省点に挙げた。

 チーム最多の22得点でマン・オブ・ザ・ゲームに選ばれたニュービル主将は「ボールを回してオープンで打てる場面は作れていたが、決めるべきシュートが入らなかった」と、敗戦の原因に言及した。

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2023年3月22日のニュース