駒大が大学駅伝3冠報告会「推しがあるって素晴らしい」ユーミン登場に大八木監督ビックリ

二子玉川で大学駅伝3冠の報告会を行った駒大
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　出雲、全日本、箱根の大学駅伝3冠を達成した駒大が14日、東京・二子玉川ライズで報告会を行った。大八木弘明監督（64）、藤田敦史ヘッドコーチ（46）、絶対エースの田沢廉（4年）、主将の山野力（4年）ら選手が登壇。大八木監督は「本当に良いチームになった。選手あっての優勝。選手が頑張らなかったら3冠はない」とあいさつした。

　駒大ファンを公言するシンガーソングライターの松任谷由実と、夫でプロデューサーの松任谷正隆氏がサプライズゲストとして参加。20年以上も応援し続けているという正隆氏は「テレビを見ていたら（監督車から）放送禁止用語でどなられていた監督がいた。それが最初だった。ただきつい言葉ではなく、なにか愛情を感じ、とりこになっちゃった。それからいろんな縁で応援してる。自分が応援できるチームがいるのは幸せ。僕は死ぬまで応援し続けると思います」と話した。

　松任谷由実も「にわかに毛が生えたくらいですが、近年はお正月があっという間に過ぎるし、推しがあるって素晴らしいことだなと幸せを感じています。3冠、本当におめでとうございます。世界は真逆かもしれないけど輝きたい気持ちは一緒。ひたむきな努力の姿を間近で近所で見られて、自分も頑張りたいと思っています。私も応援し続けます」とマイクを握って語った。

　2人から花束が渡されると、大八木監督はニンマリ。毎年12月に松任谷夫妻からシュークリーム100個の差し入れが届くエピソードを披露し「ビックリしました。私もうれしいです。シュークリームが力になり、駅伝3冠で頑張れた。私もご夫婦の大ファン」と喜びを口にした。