“フジヤマ”藤沢五月「昔ながらのウエアを再現」スカートスタイルで2連勝

カーリング混合ダブルス日本選手権第2日 （ 2023年2月22日    北海道・稚内市みどりスポーツパーク ）

白のスカートスタイルで初戦に挑んだ藤沢（C）JCA　IDE
Photo By 提供写真

　1次リーグが行われ、18、19年連覇の“フジヤマ”ことロコ・ソラーレの藤沢五月、SC軽井沢の山口剛史のペアが、夫婦ペアのチーム北村を11―3で下し、開幕2連勝を飾った。

　前半の大量リードも中盤には失点を重ね「私がイラついていてショットが決まらなかった」と藤沢。正直な思いをぶつけ合って修正し、山口は「なぜ怒っていたのかしつこく聞いて、雰囲気が温かくなった」と振り返った。

　この日初戦を迎えた今大会、藤沢は白と赤の膝上スカートにレギンスのユニホームで試合に臨んでいる。この日の午前は白スカート、夜は赤でコーディネート。元々はカラーパンツでそろえる山口の提案を断ったことから始まったようで、藤沢は「数年前まで女性チームはスカート、セーターが主流だった。昔ながらのウエアを再現するべくこの格好でさせていただいています」とコーディネートの理由を明かした。

　2連勝で初日を終え、23日も2連戦が待つ。「明日につながる良い試合だった」と藤沢は収穫を口にし、山口は「連戦でも良いショットを出せることを試したい」と翌日を見据えた。