イングランドが初勝利 エディー・ジョーンズ前HCの後任、ボーズウィックHCも初白星

[ 2023年2月13日 01:57 ]

ラグビー欧州6カ国対抗シックス・ネーションズ第2節 ( 2023年2月12日    英ロンドン・トゥイッケナム )

途中出場のWTBアランデルが左隅へトライを決める(AP)
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 世界ランキング6位のイングランドが同12位イタリアに31―14(前半19―0)で快勝し、今大会初勝利で1勝1敗とした。昨年12月に解任されたエディー・ジョーンズ前ヘッドコーチ(HC、現オーストラリア代表HC)の後任、スティーブ・ボーズウィック新HC(元日本代表FWコーチ)は就任後初白星となった。イングランドはイタリア戦通算30戦全勝。第3節は25日に2敗のウェールズと対戦する。開幕2連敗のイタリアは25日に2勝のアイルランドと対戦する。

 初戦でスコットランドに敗れたイングランドはSOマーカス・スミスをベンチに置き、CTBファレル主将が背番号10を付けて先発した。前半13分、ゴール前のラインアウトモールを割って出たフランカーのウィリスが左隅へ先制トライ(7―0)。同27分には反則の繰り返しで相手No・8カノーネがイエローカードを受け、1人多い状況で反則から攻めてロックのチェサムが左中間へトライを決めた(14―0)。37分にもゴール前ラインアウトからモールを押し込んでフッカーのジョージが左中間へ抑え、19―0で前半を折り返した。

 後半はイタリアが反撃。FBカプオッツォの突破などフェーズを重ね、4分にプロップのリッチョーニが左中間へチーム初トライ(19―7)。10分にはゴール前でモールを崩す反則でペナルティートライを許した上に途中出場のプロップ、フェラーリがイエローカードとなったが、22分にWTBメノンチェッロの突破から途中出場のSHフスコがギャップを突いて右中間へ飛び込んだ(26―14)。だが、イングランドは30分に途中出場のWTBアランデルが左隅へトライを挙げて試合を決め、ボーナスポイントも獲得した。プレーヤー・オブ・ザ・マッチにはイングランドのCTBローレンスが選ばれた。

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