ジル・バイデン米大統領夫人がスーパーボウルを観戦　応援するのはイーグルスの方

昨年10月のカウボーイズ戦を観戦に訪れたジル・バイデン大統領夫人（AP）
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　ジル・バイデン米大統領夫人（71）が、12日（日本時間13日）にアリゾナ州グレンデールのステート・ファーム・スタジアムで行われる「第57回NFLスーパーボウル」を、16歳の孫ハンターくんと一緒に観戦することになった。AP通信が11日に報じているもので、2人はすでに1月29日のNFCの決勝でもNFC代表となったイーグルスを応援。今プレーオフでは2試合連続の観戦で、前週にカリフォルニア州を訪れた際にも「スーパーボウルに行きます」と語っていた。

　ジル夫人はイーグルスの地元でもあるペンシルベニア州フィラデルフィア郊外のウィローグローブ出身。フィラデルフィアのプロスポーツ・チームを熱烈に応援するファンとしても有名で、昨季のワールドシリーズでフィリーズが進出した際も球場に訪れていた。

　政界の“VIP”がスポーツのビッグイベントに姿を見せるのは珍しくはないが、そのほとんとがどちらもチームの側にも立たない中立的な立場でいるのに対して、ジル夫人は常にイーグルスやフィリーズのウエアを着て観戦。バネッサ・バルディビオ広報官は「ファーストレディーは自分が“フィリーガール”であることを誇りに思っています。スーパーボウルで故郷のチームを応援できるのはわくわくするでしょうね」と語っている。

　ちなみに現職大統領のスーパーボウル観戦は警備に都合上、実現したことはなく、今回もジョー・バイデン大統領（80）はホワイトハウスで観戦することになっている。