ペア“りくりゅう”爆笑のメダリスト会見　三浦「龍一くんはいつも倒れる」「ピー入れて」

フィギュアスケート四大陸選手権第3日 （ 2023年2月11日    米コロラド州コロラドスプリングズ ）

メダルを手に笑顔の三浦と木原(AP)
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　ペアでは、GPファイナル優勝の三浦璃来、木原龍一組（木下グループ）がSPに続きフリーでもトップの137・05点を出し、合計208・24点で初優勝した。同種目では日本勢初の快挙となった。

　標高約1800メートルの高地で行われている今大会。演技直後に木原が倒れ込んだことについて問われると、木原は「シンプルに空気が薄かった」と回答。さらに三浦が「龍一くんはいつも倒れるんですけど…」と明かすと、木原は「おい！」とツッコミ。三浦は「今日は高度（標高）のせいかなと思いました」と続けた。その言葉が英語で通訳されると、会見場は笑いで包まれた。

　また、苦しい表情だった演技後のキス＆クライでの様子が生中継されていたことを問われると、木原はその時の状況を思い出せなかったと明かす。三浦が「確認してからピーを入れて」と、すかさずお願いしたことが通訳されると、再び笑いが起こった。

　2人が初出場した20年大会は8位。3年でしっかり成長を見せつけ、三浦は「小さいミスがある中で優勝できて凄いうれしい」と言い、木原も「日本人カップルとして初めて優勝できてうれしい」と喜びを口にした。