衣装忘れた三浦佳生 チェン超え最年少Vに「たくさんの方のおかげ。パワー爆発みたいな感じ」

[ 2023年2月12日 15:15 ]

フィギュアスケート四大陸選手権第3日 ( 2023年2月11日    米コロラド州コロラドスプリングズ )

三浦佳生
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 男子フリーが行われ、SP首位で前回大会3位の三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)が自己ベストとなる189・63点をマークし、合計281・53点で初優勝を飾った。17歳8カ月での優勝は歴代最年少で、17年大会を17歳9カ月で制したネーサン・チェン(米国)を上回った。

 演技終了後の会見では、驚きの事実を口にした。フリーの演技に関して「自分でも驚くデキだったのか、それとも当然だったのか?」と問われると、以下のように答えた。

 「まず最初に今日は衣装を忘れてきてしまって。たくさんの方の力で衣装が届いて、そこからパワーをもらって。お客さんや、前に滑った駿やキーガン選手。たくさんの方のおかげ。(演技は)集まった最終形態で、パワー爆発みたいな感じです」

 佐藤駿(明大)やキーガン・メッシング(カナダ)の熱演にも力をもらい、頂点に立った17歳。日本勢男子の優勝は、20年大会を制した羽生結弦以来、7人目となった。

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