青山・柴原組 3年連続8強入り 昨年全英シングルス女王相手も臆さず突破

[ 2023年1月24日 04:43 ]

テニス全豪オープン第8日・女子ダブルス3回戦 ( 2023年1月23日    メルボルン )

3回戦でプレーする青山(左)、柴原組(共同)
Photo By 共同

 女子ダブルス3回戦で前回大会4強の第10シード、青山修子(35=近藤乳業)柴原瑛菜(24=橋本総業)組がエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)とロシア出身のアナスタシア・パブリュチェンコワのペアを6―2、7―6で破り、3年連続で準々決勝に進出した。シングルス4回戦で男子で第4シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、女子ではベラルーシ出身の第5シード、アリーナ・サバレンカが8強入りした。

 果敢に前に出て難敵を倒した。女子ダブルスの青山、柴原組は3年連続の8強入り。柴原は「プレッシャーをかけ、積極的にプレーしようと思い、全体的にそれができた」と声を弾ませた。

 昨年のウィンブルドン選手権シングルス女王ルバキナの強力サーブにも臆することなく、踏み込んでいった。相手に前に出る間を与えないよう「エースを取られるのは仕方ない」(青山)とリスク覚悟で距離を詰め、速いテンポで返球する。第1セットの第5ゲームで最初にブレークし、流れを呼び込んだ。最後は2人交互に難しいボレーを拾ってミスを誘い、タイブレークをものにした。

 今大会の前哨戦2大会は3試合で1勝と好結果が出なかった。大舞台には照準を合わせ、青山は「2人でポイントを取るプレーが増えてきている」と手応えを口にした。

続きを表示

2023年1月24日のニュース