西岡良仁が日本男子史上2人目のシード入り 16日開幕テニス全豪オープン

[ 2023年1月11日 16:59 ]

西岡良仁(AP)
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 テニスの4大大会今季初戦の全豪オープン(16日開幕、メルボルン)は11日、男女シングルスのシード32選手を発表し、西岡良仁(27=ミキハウス)が第32シードに入った。68年オープン化(プロ解禁)以降、4大大会で日本男子がシード選手になるのは錦織に続く2人目の快挙。シード選手同士の対戦は3回戦までないため、序盤から強豪と当たらなくなり、勝ち上がりやすいメリットがある。

 4大大会シングルスのシードは出場する選手上位32番までに与えられる。現在、西岡の世界ランキングは自己最高の33位。世界ランク1位のC・アルカラス(19=スペイン)が欠場するため、32番目のシードに滑り込んだ。組み合わせは12日に決定する。

 西岡は「世界ランキング20位以内」を今季の目標に掲げる。昨季の4大大会会は全て初戦で敗退しており、グラウンドスラムを勝ち上がることが、目標達成には欠かせない。右臀部(でんぶ)の違和感で現在開催中のアデレード国際2は回避。自身のツイッターで「大事を取って今週のアデレード2をスキップしました。しっかり休息と調整して(全豪オープンに)挑みたい」と記している。

 全豪オープンは故障離脱中の錦織圭(33=ユニクロ)に加え、昨年9月の東レ・パンパシフィック・オープンを最後に試合から遠ざかる大坂なおみ(25=フリー)も欠場が決定。日本男女のエース不在の中、前週のアデレード国際1で4強入りした西岡に注目が集まる。


 ◆全豪オープンテニスは1月16日から1月29日までWOWOWで全日生放送。WOWOWオンデマンドでは全コートライブ配信

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2023年1月11日のニュース