豊昇龍 玉鷲との“全勝対決”制し4連勝!一人大関・貴景勝は1敗キープ 正代は連勝ならず3敗目

[ 2023年1月11日 17:55 ]

大相撲初場所4日目 ( 2023年1月11日    東京・両国国技館 )

<大相撲初場所4日目>寄り切りで玉鷲を破る豊昇龍(右)(撮影・西海健太郎)
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 大相撲初場所は11日、両国国技館で4日目の取組が行われ、三役以上で唯一無敗キープする関脇・豊昇龍(23=立浪部屋)が前頭2枚目・玉鷲(37=片男波部屋)との“全勝対決”を制し、無傷の4連勝。大関獲りの足固めの場所で好調を維持した。今場所番付筆頭で一人大関の貴景勝(26=常盤山部屋)は前頭2枚目・御嶽海(29=出羽海部屋)を下し、3勝1敗とした。

 初日から安定感抜群の動きを見せる豊昇龍は、関取最年長38歳の平幕・玉鷲と激突。この日注目の“全勝対決”を寄り切って4連勝。敗れた玉鷲は今場所初黒星を喫した。

 2勝1敗の大関・貴景勝は同じく2勝1敗の平幕・御嶽海と対戦。立ち合いから厳しい攻めを見せ、押し出しで連勝を飾り1敗をキープ。

 3日目に初勝利を挙げた関脇・正代は先場所優勝で好調の平幕・阿炎に突き出しで敗れ連勝ならず。1勝3敗となり、前日痛めた足を気にする場面もあった。勝った阿炎は無傷の4連勝。

 他の関脇勢では若隆景が平幕・大栄翔に押し出しで敗れ2敗目。関脇・高安は平幕・翔猿を突き出しで下し、待望の初白星を挙げた。

 この結果全勝は豊昇龍と阿炎に加え、平幕の琴勝峰、碧山、阿武咲を含めた5人となった。

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