元白鵬の宮城野親方 まげとの別れが迫る自身と重ね「るろ剣」見て涙…「近づいてくると寂しい」

[ 2023年1月11日 13:25 ]

16歳の頃の自身の写真を見せられて苦笑いする元横綱・白鵬の宮城野親方(撮影・前川 晋作)
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 大相撲初場所4日目を迎えた11日、東京・両国国技館内の相撲博物館で行われた「親方トークイベント」に宮城野親方(元横綱・白鵬)が出演した。

 「宮城野親方のリラックストーク」と題し、「白鵬ドキュメント(TBS)」のディレクターで10年以上密着取材してきた畔地俊吾さんとともに、現役時代の話や親方として奮闘する最近の話など内容の濃いトークを展開。場所後の28日に行われる自身の引退相撲についても思いを語った。

 初めて髷(まげ)を結ったのは、まだ序二段だった01年九州場所後。当時の写真を見せられて赤面する場面も見られた。21年間を過ごした髷との別れが17日後に迫り「だんだん近づいてくると寂しい」と心境を吐露。また、「るろうに剣心」や「ラストサムライ」など幕末の最後の侍を題材とした映画を最近見たことを明かした。「最後の髷の自分と重ねて泣いてしまいました」。現役引退から1年半、いよいよ断髪の日が近づいてきていることを実感していた。

 トークショーの終盤では、引退相撲当日に販売される記念グッズをいくつか紹介した。スマホケースやオフショットの缶バッジ、映画「ミニオンズ」とのコラボTシャツなど全部で35種類。当日限定ではあるが、会場に来られないファンのためにECサイトから購入することもできるという。

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2023年1月11日のニュース