西村優菜が2つ伸ばし53位に浮上「パー4ではアイアン握れず精神的にきつい」。勝みなみも53位

西村優菜
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　米女子ゴルフツアーの最終予選会（Qシリーズ）は2日、アラバマ州マグノリアグローブの2コースで第2ラウンドが行われ、61位から出た西村優菜（22＝スターツ）はクロッシングズコース（パー72）を回り、4バーディー、2ボギーと2つスコアを伸ばし、通算1アンダーの53位に浮上した。パー71のフォールズコースを回った勝みなみ（24＝明治安田生命）も1つ伸ばし、通算1アンダーの53位、32位から出た識西諭里（25＝トライズ商事）は1つスコアを落とし通算イーブンパー61位に後退した。

　西村はパー5で着実に3つのバーディーを重ねた。距離が長くランも出ないフェアウエー。中継局WOWOWのインタビューでも「きょうもパー4では1回もアイアンが握れなくて精神的にきついんですけど」と苦笑した。それでもチャンスを待ち、序盤からパー5でバーディーを重ね、リズムを作った。

　ショットは「体を閉じることだけを意識してやりました」。1Wの内容には手応えもセカンドショットは「右にも左にも出ていたので調整が必要だと思います」とラウンドも練習場に向かった。
　Qシリーズは8ラウンドで争われ、45位までが来季出場資格を得る。