初優勝の原動力は「朝ラー」ならぬ「朝う」阿炎が冬巡業初日に取材対応

[ 2022年12月3日 14:38 ]

優勝力士として巡業に参加している阿炎
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 大相撲の冬巡業が3日、長崎市で始まった。横綱・照ノ富士、平幕の高安らは休場したが、九州場所で初優勝した阿炎や地元・長崎県平戸市出身の平戸海らに大きな拍手が寄せられた。

 まだ九州場所千秋楽から1週間も経っていないが、阿炎は「来場所に向けて気持ちを切り替えている状況です」と話す。大勢のファンから祝福を受け「そういう声をいただけるのはありがたい。来場所につながっていくと思う」と感謝の思いを口にした。

 稽古後のトークショーでは毎朝うどんを2玉食べることをルーティンにしていると明かした。場所中に体重が減ることを解消するためで「自分で考えて実施しています。コンビニに売っているものですが、場所中に落ちなくなった。そうとう(活躍に)影響していると思います」と初優勝の要因に挙げた。

 場所中は入院中だった師匠の錣山親方(元関脇・寺尾)にも電話で報告。「内容は言うなよと言われてお伝えできませんが、すごく喜んでくれました」とうれしそうに説明した。

 次期大関候補への期待も高まるなか「もっと集中力を高めて力強い相撲を取れたらいいかな」と抱負を述べた。

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