高安涙…悲願の初賜杯へあと一歩届かず 本割、優勝決定戦で阿炎に痛すぎる連敗

[ 2022年11月27日 18:05 ]

大相撲九州場所千秋楽 ( 2022年11月27日    福岡国際センター )

<九州場所千秋楽>優勝決定戦の巴戦で、阿炎に敗れ、土俵上でうずくまる高安(撮影・成瀬 徹)
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 大相撲九州場所は27日、福岡国際センターで千秋楽の取組が行われ、巴戦による優勝決定戦の最初の一番で、前頭筆頭・高安(32=田子ノ浦)が前頭9枚目・阿炎(28=錣山)に敗れた。

 勢いよく飛び出した高安が阿炎にかわされ、顔を地面に叩きつけた。しばらく動けなくなり、険しい表情を見せた。本割では突き倒しで敗れていた高安。前日の取組後には「最後はベストを尽くしたいです。来年につながるような良い相撲を取りたいです」と語っていたが、痛恨の1敗となった。

 脳震とうの疑いもあったが、田子ノ浦親方に次の取組の意志を見せていた。悲願の初賜杯まであと一歩だったが、またも届かず。阿炎の優勝が決まってからは、泣きながら戻っていった。

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