【二所ノ関親方 真眼】高安よ、悲願の初優勝へ余計なことを考えず、やり続けてきたことを貫け

[ 2022年11月27日 04:36 ]

大相撲九州場所14日目 ( 2022年11月26日    福岡国際センター )

輝(左)をはたきこみで破る高安(撮影・成瀬 徹)
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 今、高安に声をかけるとしたら、こうアドバイスします。「自分のやってきたことを信じ、一番の良さを出し切ること。それだけ」。初優勝まであと1勝。迷わず踏み出せば必ず歓喜の瞬間は訪れると信じています。

 輝戦は少しぎこちない動きもありましたが、ポテンシャルの高さもあってうまく回り込めました。はたきもありましたが、冷静な対処が勝利を呼びました。ここまでの14日間は、動きの良さに加え相手にしっかりと重さを伝えることができています。

 優勝争いのトップで迎えた今年春場所千秋楽の阿炎戦。高安は立ち合いで頭から当たることを選択。「別人」の相撲を取って敗れた苦い経験があります。阿炎のもろ手突きに対して、かち上げからうまく距離を縮めることができるか。余計なことを考えずやり続けてきたことを貫くことが「悲願」への近道です。2022年の大相撲も最後の一日。貴景勝を含めた3人には悔いのない取組で締めてもらいたいものです。(元横綱・稀勢の里、スポニチ本紙評論家)

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