モーグル堀島行真 26年五輪2冠へ「スピードを強化」全日本スキー連盟会見

[ 2022年10月25日 18:55 ]

<SNOW JAPAN記者会見>フォトセッションに臨む(前列左から)高梨沙羅、川村あんり、小野光希(後列左から)渡部暁斗、小林陵侑、小山陽平、堀島行真、平野流佳(撮影・小海途 良幹)
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 全日本スキー連盟は25日、本格的なシーズン開幕を前に東京都内で各種目の有力選手を集めて会見を行った。フリースタイル・モーグル男子で北京五輪銅メダリストの堀島行真(トヨタ自動車)は「W杯では12戦中、6戦は優勝したい。まずは(12月の開幕戦の)ルカ(フィンランド)で最低限のメダル獲得、できれば優勝したい」と抱負を述べた。

 五輪ではこれまで1種目のみだったモーグルだが、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪からは2人同時に滑るデュアルモーグル(DM)が新種目として加わることが決定。それに伴い今季のW杯は全12戦でモーグル6戦、DM6戦と同数実施されることになった。
 ターン、スピード、エアの3要素で競うモーグルだが、DMは相手とのスピード勝負になる傾向があり、心理戦の要素も加わる。そのため「今季(前のオフ期間)はスピードの強化をしてきた。スピードの絶対値が高い選手が、余裕を持って滑ることができる」と準備も万全。モーグル界の王様こと打倒ミカエル・キングズベリー(カナダ)からの王位奪取を目指す。

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2022年10月25日のニュース