日本OP優勝・蝉川 全日本大学選手権も勝って“アマの花道”飾る

[ 2022年10月25日 04:30 ]

蝉川泰果
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 日本オープンで95年ぶりのアマチュアVと史上初のアマのプロトーナメント2勝目を挙げた蝉川泰果(21=東北福祉大4年)に、同大ゴルフ部の阿部靖彦監督が有終の美を飾るように求めた。

 蝉川は25日開幕の第1回常陸宮杯全日本大学選手権(石川・片山津GC西C)に主将として挑む。競技は団体戦だけだが、阿部監督は「本人が選んで出てきた大会。私は出る試合はプロの試合だろうが、アマの試合だろうが全部勝てと言ってきた。本人も当然分かっているはずです」と話した。

 当初は今週、男子ツアーの来季の出場資格を争う予選会に挑戦する予定だった。しかし9月のパナソニック・オープンで優勝し、その必要がなくなり今大会にエントリーした。蝉川は大会練習日のこの日、会場入りして調整した。大会後にはプロ宣言する見通しで、阿部監督は「学生スポーツだから分からないが、最後まで一生懸命やるのが蝉川」と“アマの花道”を飾ることを期待した。

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