ラグビー女子日本代表マッケンジーHCがW杯総括「気持ちの切り替えには1~2週間かかる」

[ 2022年10月25日 05:45 ]

オンライン取材に応じたレスリー・マッケンジー・ヘッドコーチ

 ラグビー女子日本代表のレスリー・マッケンジー・ヘッドコーチ(HC)は24日、オンラインで取材に応じ、1次リーグ敗退に終わったW杯ニュージーランド大会を総括した。

 8強入りを目指すも、カナダ、米国、イタリアに屈し、3連敗で終戦。悔しさをにじませつつ「正直、気持ちの切り替えにはあと1~2週間かかる」と本音がこぼれた。

 今年5月のテストマッチではオーストラリアを敵地で撃破するなど世界と戦える力はついたが、大舞台での決定力を欠いた。マッケンジーHCも「経験値の差、フィジカルの足りなさがあった」と力の差を認めた。

 今後の体制や方針は未定だが、3年後のイングランド大会へ再強化していかなければならない。国内の女子ラグビーは7人制に比べ、15人制の試合数が少ないこともあり、環境整備も課題となる。

 目標には届かなかったが、20代前半の選手がプレーするなど、若手の台頭は収穫で「伸びしろはある。今回のW杯からの学びをつなげていくことが必要」と同HC。ともに取材に応じた浅見敬子ナショナルチームディレクターは「選手たちは成長している。私たちのマッチメークが今後の課題。強化スケジュールを立てて、レビューする」と話した。

続きを表示

2022年10月25日のニュース