岩田寛が「社会の窓」閉じた後の猛チャージで2位浮上、朴相賢が単独首位

[ 2022年9月3日 17:24 ]

男子ゴルフツアー フジサンケイ・クラシック第3日 ( 2022年9月3日    山梨 富士桜CC=7541ヤード、パー71 )

<フジサンケイクラシック・3日目>4番、ティーショットを放つ岩田寛(撮影・西尾 大助)
Photo By スポニチ

 14年大会覇者の岩田寛(41=フリー)が1イーグル、5バーディー、3ボギーの67で回り、通算9アンダーで首位と2打差の2位に浮上した。前半はボギーが先行する苦しい展開も、11、12番で連続バーディー。15番では残り289ヤードの2打目を3Wで3メートルにつけ、イーグル。続く16番では残り15ヤードを58度ウエッジでチップインバーディーとし、リーダーボードを一気に駆け上がった。

 ホールアウト後、岩田の口からは衝撃の告白が飛び出した。「前半はすごくイライラしてたんですけど10番を終えた後、チャックが開いてることに気付いて、あんなに怒ってたのにチャックが開いてるって…本当に恥ずかしかった。冷静になれました」。あまりの恥ずかしさにイライラも消え、チャックを閉めた11番からは5つスコアを伸ばす猛チャージにつなげた。

 19年覇者の朴相賢パクサンヒョン(39=韓国)が通算11アンダーで単独首位。木下稜介(31)、大西魁斗(23)が通算8アンダーで3位。09、10年覇者の石川遼(30)は通算4アンダーで9位となった。

続きを表示

2022年9月3日のニュース