宮城県スケート連盟 公営アイスアリーナ建設要望 羽生さん使用も視野

[ 2022年8月20日 05:30 ]

村井嘉浩宮城県知事(右)に陳情書を提出した宮城県スケート連盟の五十嵐一弥名誉会長(中央)ら=19日午後、宮城県庁
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 宮城県スケート連盟などは19日、公営のアイスアリーナの建設を求める陳情書を村井嘉浩知事に提出した。フィギュアスケートで仙台市出身の羽生結弦さんらが活躍しているとして、連盟の五十嵐一弥名誉会長は「宮城が全国に誇り得るもの。前向きに取り組んでほしい」と要望した。同連盟は、羽生さんの練習や指導者となった場合の会場として使用することも視野に入れる。

 仙台市に「アイスリンク仙台」があるが、民営のため使用料が高かったり、各種競技の練習場所となっているため一部では練習が深夜に及んだりしているという。村井知事は「今すぐできる財政状況ではない。課題として受け止めて考えたい」とした。

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2022年8月20日のニュース