三宅宏実氏も期待 ウエイトリフティング界の14歳ホープ・松原敬、日本記録更新の挑戦支える父との絆

[ 2022年8月20日 10:00 ]

8月20日の「バース・デイ」では、ウエイトリフテイング界のホープ・松原敬に密着する(C)TBS
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 ウエイトリフティング界のホープ・松原敬(14)が、20日放送のTBS「バース・デイ」(土曜後5・00)に出演する。人口700人に満たない福岡県の小さな離島・能古島で、父の指導のもと、記録更新をかけて挑戦する日々に密着する。

 4人兄弟全員がウエイトリフティングに打ち込んでいる松原家。国体3位の成績を持つ父・誠さん(50)が指導している。誠さんは現役引退後、高校でウエイトリフティングを教えていたが、子どもたちの指導に専念するため退職。現在は自宅1階で海鮮食堂を営み、子どもたちが学校に行っている間に営業し、仕事以外の時間は自宅2階を改装したトレーニングルームで指導している。

 敬は日本記録更新が期待され、昨年からは未来の五輪選手を発掘する国のプロジェクトに選出された。5大会連続五輪出場の三宅宏実氏も、敬さんに対し「テクニックは上手に体を使って上げていたので、今後筋力をつけていくと非常に楽しみな選手。福岡の島から五輪に行く選手。ウエイトリフティング界を盛り上げて欲しい」と期待を寄せている。

 そんなホープが今年目指すのは、全国中学生選手権で優勝し「日本記録を樹立する」こと。昨年は自己ベストに届かず4位に涙をのんだが、この1年間、父と二人三脚で歩んできた。果たしてその結果は。

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