チーム名称は29字→9字 NTTグループのラグビー新チーム「浦安D―Rocks」誕生

[ 2022年7月26日 19:57 ]

NTTグループの再編により誕生したリーグワンの新チーム「浦安DーRocks」
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 NTTグループのラグビー新事業会社「NTTスポーツX」は26日、東京都内で会見を開き、グループのシンボルチームとして22~23年シーズンからリーグワン2部に参入する新チームの名称が「浦安D―Rocks(ディーロックス)」に決まったと発表した。

 チームはリーグワン初年度に1部に参戦した浦安(旧NTTコム)と大阪(旧NTTドコモ)を再編し、リーグ優勝を目指す強化チームとして誕生。活動拠点は旧NTTコム時代から使用していた千葉県浦安市の施設を引き継ぎ、初代ヘッドコーチ(HC)には前大阪HCのヨハン・アッカーマン氏が就任する。

 注目が集まっていたチーム名は9字で、企業名の「NTT」が外れるサプライズとなった。企業名が外れた理由について、下沖正博社長は「あえて付けなくても(NTTグループの)シンボルチームであり、地域に根ざしていくチームになりたい」と説明。内山浩文GMも「(世間の反応を)気にしていた」と話した。

 トップリーグを刷新して今年初年度を迎えたリーグワンをめぐっては、全チームが名称に地域名を入れたことで“チーム名、長すぎ問題”が発生。浦安の旧名称は「NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安」で29字と参加24チームで最も長く、ラグビー界の垣根を越えて話題となっていた。

 新チーム名の9字は、「静岡ブルーレヴズ」「三重ホンダヒート」の8字に次ぎ、「花園近鉄ライナーズ」と並び2番目の短さ。名称も体制もスッキリとなったチームの先導する下沖社長は、「5年以内に(1部)優勝を目指したい」と目標を掲げた。

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2022年7月26日のニュース