逸ノ城 初Vから一夜明け会見「三役、大関を目指していきたい」

[ 2022年7月26日 04:00 ]

一夜明け会見した名古屋場所優勝の逸ノ城(日本相撲協会提供)
Photo By 提供写真

 大相撲名古屋場所で初優勝を果たした逸ノ城が25日、一夜明け会見を行った。新入幕の快進撃から9年越しの悲願成就に「長かったな」と振り返った。その中で「自分もいつか絶対優勝できるって信じて頑張ってきた」という。強い信念がようやく花開いた。

 優勝が決まった時の“本音”を明かした。「もう一番あると思って、力を出し切るつもりでいた」と結びの一番を支度部屋のテレビで見ながら決定戦に備えたが、優勝したい気持ちに変わりはない。3敗の横綱・照ノ富士が敗れた瞬間は「正直めっちゃうれしかったです。大関(貴景勝)に期待してて勝ってくれてホッとしました」と頬を緩めた。「照ノ富士関と優勝争いしたのは初めてなので、一緒に来た仲間として本当に良かったと思います」。同じ飛行機で来日した盟友との戦いを終え、感慨に浸った。

 次はさらに上を目指す。自己最高位の関脇からは3年以上遠ざかっており「三役、大関を目指していきたいですね」と力を込めた。

続きを表示

2022年7月26日のニュース