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37歳玉鷲が珍トレ 所属力士4人で“1vs2”や“1vs3”出稽古制限の中ユニーク発想

[ 2022年7月6日 05:20 ]

幕下以下の力士3人を相手に一丁押しを行う玉鷲(右)
Photo By 代表撮影

 大相撲の関取最年長37歳の幕内・玉鷲(片男波部屋)が5日、東京都墨田区の片男波部屋で稽古を公開し、序二段力士2人と同時に申し合いを行うなど名古屋場所(10日初日、ドルフィンズアリーナ)に向け意欲的な調整を行った。

 玉鷲以外の所属力士は幕下1人、序二段2人。コロナ禍で出稽古なども制限されるなか、3月の春場所前から同時に2人を相手にするユニークな稽古を行っている。発案した師匠の片男波親方(元関脇・玉春日)は「最悪の事態をどう回避するかというのでいいんですよね。一見遊びのような感覚なんですけど、若い衆にもいい稽古になる」と説明。2人がかりは相手を前と横に置いたかと思えば、前と後ろで仕切らせるなど工夫を凝らしながら16番。その後、幕下・玉正鳳と9番取った。玉鷲も「きついことはきつい。年を取ると足腰が弱くなるので。そこを2人でやって鍛えている。体にも合っているなと思う」と効果を口にした。他にも3人相手の一丁押しや、大きな綱2本を両手に持って波をつくるトレーニングなどユニークかつハードなメニューが課され、充実の汗を拭った。

 11月で38歳になる玉鷲は入門以来一度も休まず連続出場は1436回(歴代4位)を誇る鉄人。名古屋場所で照ノ富士を撃破すれば戦後初の同一横綱から4場所連続金星の偉業を達成する。「もちろん楽しみ。(横綱に)負けないように頑張っていきたい」

 同じ一門で先場所まで関取最年長だった38歳の元小結・松鳳山が6月末に引退。最近電話で話したといい「40歳まで取りたかったと言っていたが、自分はお客さんたちが見て良かったと思う相撲を取りたい」と声を弾ませた。

 《宇良上位陣対決へ 体重「増やす方向」》幕内・宇良は岐阜県羽島市の木瀬部屋宿舎で基礎運動などの稽古を行った。上位陣との総当たりが予想される名古屋場所へ「単純に力がない。圧力負けしないこと」と課題を明確にした。体重の維持は「めちゃくちゃ大変です」と苦笑い。直近1年半で10キロ以上増やして現在は148キロ。酷暑で「食欲がどうしても湧かない」としながらも「限りなく増やす方向」とたくさん食べてパワーを付けていく。

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