橋本大輝、映像×音楽でモチベーション上昇「今週の土日も張っちゃおうかな」 

[ 2022年6月16日 22:28 ]

<オリンピックコンサート2022>笑顔で登壇する橋本 (撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 日本オリンピック委員会(JOC)主催の「オリンピックコンサート2022」は16日、東京国際フォーラムで開催された。オリンピック映像とオーケストラ演奏を融合させたもので、今回は“夢をありがとう、つなごう明日へ!がテーマ。昨夏の東京五輪、今年2月の北京冬季五輪のメダリストらも参加し、第2部では「令和3年度JOCスポーツ賞年度賞」の表彰も行われ、北京五輪で計4つのメダルを獲得したスピードスケート女子の高木美帆(28=日体大職)に最優秀賞が、東京五輪2冠の体操男子の橋本大輝(20=順大)に優秀賞が贈られた。

 初参加の橋本は「今まで音楽を聴くのはボーカルが入っているのがメインで、初めて楽器メインの形でコンサートを聴いて、楽器それぞれの強さを感じたし、感情を表しているような感じがして変幻自在だな、無限だなと感じて、聴いていて鳥肌が立った」と感激した様子。

 冬季五輪の映像が中心だったものの、第2部の後半には自身の競技映像が流れる場面もあり、橋本は「前半はいつ出るんだろう?という感じて見ていたけど、僕の映像が流れてモチベーションビデオを見ているような感じで(全日本種目別選手権がある)今週の土日も頑張っちゃおうかなというぐらい気持ちが高まった。音楽の力を感じたし、すごいなと思いました」と笑顔で振り返った。

 昨夏の東京五輪では個人総合、種目別鉄棒で金メダルを獲得したが、団体総合は銀メダルだった。24年パリ五輪に向けて橋本は「団体銀メダルだった悔しさを金メダルのうれしさに変え、個人総合2連覇をして東京2020を超える演技をしたい」と決意を新たにしていた。

続きを表示

2022年6月16日のニュース