ロケッツのクリスチャン・ウッドがマーベリクスに移籍 1対4のトレードが成立

[ 2022年6月16日 12:41 ]

ロケッツからマーベリクスにトレードされることになったクリスチャン・ウッド(AP)
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 NBAロケッツとマーベリクスとの間で15日にトレードが合意に達した。

 ロケッツは今季17・9得点、10・1リバウンドをマークしていたセンター兼フォワード、クリスチャン・ウッド(26=206センチ、97キロ)を放出。AP通信によればマーベリクスはセンターのボバン・マリヤノビッチ(33)のほか、トレイ・バーク(29)、スターリング・ブラウン(27)、マーキース・クリス(24)の計4選手と今ドラフト1巡目指名権(全体26番目)をロケッツに譲渡する。

 ネバダ大ラスベガス出身のウッズは2015年にドラフト外で76ersに入団し、マーベリクスは通算7チーム目。ロケッツでの移籍初年度となった昨季は41試合で21・0得点、9・6リバウンドをマークした。今季は68試合に出場(先発67試合)。3点シュートの成功率は実質的に自己ベストの39・0%を記録し、3月21日のウィザーズ戦では8本の3点シュートなどで39得点(どちらも自己最多)をマークしていた。

 スポーツ専門局のESPNによれば、ロケッツは昨年のドラフト全体16番目に指名したトルコ出身のセンター、アルペレン・シェングン(19=208センチ、110キロ)のプレータイム(今季は平均20・7分)を来季から増やす方針。来季の年俸が1430万ドル(約19億2000万円)で契約最終年となるウッドは、戦力構想から外れる形でトレード要員となったと見られている。 

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2022年6月16日のニュース