阿炎が荒汐部屋へ出稽古「いろいろ試した」若隆景らと16番 名古屋場所へ向け稽古再開

[ 2022年6月13日 17:26 ]

荒汐部屋で若隆景(右)と申し合い稽古を行った阿炎(代表撮影)
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 大相撲の関脇・阿炎(28=錣山部屋)が13日、荒汐部屋へ出向き、名古屋場所(7月10日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)に向けての稽古を再開した。

 この日は関取衆の申し合いに参加し、16番取って9勝7敗。約2年ぶりの出稽古に「体調を確かめるためにいろいろ試してやった。良い稽古になりました」と充実感をにじませた。夏場所は7勝7敗で迎えた千秋楽に敗れて悔しい負け越し。「最後は若隆景(27=荒汐部屋)に負けたけど、凄く勉強になる場所だった」と振り返った。「若隆景とは(本場所で)ずっと当たるし、霧馬山(26=陸奥部屋)もずっと来ているので。今日は北勝富士(29=八角部屋)も来ると聞いたのでいいかなと」。同じ関脇で同学年の“因縁”の相手を求めて荒汐部屋を出稽古先に選んだ。

 17番の申し合いを行った若隆景は「こういう機会があるのはありがたい」と内容の濃い稽古に感謝した。春場所で初優勝、夏場所で9勝と好成績を残した次期大関候補は「しっかり地道にいくだけ」と上を見据えた。

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2022年6月13日のニュース