田中希実、2種目で「自信持って楽しむ」広中璃梨佳は「東京五輪超え」世陸内定会見

[ 2022年6月13日 14:47 ]

日本代表の新ユニホームを着て写真撮影に応じる(左から)橋岡優輝、泉谷駿介、広中璃梨佳、田中希実、三浦龍司、黒川和樹、村竹ラシッド
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 日本陸連が13日、7月の世界選手権(米オレゴン州)の日本代表内定選手会見を大阪市内で行った。女子1500メートル東京五輪8位の田中希実(豊田自動織機)は1500メートル、5000メートルで内定。日本選手権では800メートルを含む3種目に出場し「1500メートルから良い形で5000メートルの権利を得られたことが現時点で自信になっている。自信を持って楽しみたい。日本選手権を上回る大会の時間を過ごしたい」と語った。

 日本選手権中の勝負飯を問われた田中は「いつもこれを食べる、というものはない」としつつも「今回1500メートルの日の朝に怖さがあって、ホテルに隣接するカフェでパンケーキを食べてイライラが収まった。食べた瞬間ほおがゆるんで、一瞬はリラックスできた」と過密日程でのエピソードも明かした。

 東京五輪5000メートル9位、1万メートル7位の広中璃梨佳(日本郵政グループ)は両種目で出場が決定。「まず1万メートルで勝ち取れたことが自信になり、5000メートルにつなげられた。東京五輪での2種目の走り、東京五輪の自分を超えられるような世界陸上にしたい」と語った。「東京五輪では怖いものなし。何も考えずに挑もうと思っていけた」とし、「世界を経験して、2度目となる。その気持ちを忘れることなく自分らしさを忘れず挑みたい」と意気込んだ。

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2022年6月13日のニュース