渋野 難コース「イソギンチャク」に苦戦し125位「冷静に打つことができなかった」

[ 2022年6月4日 02:30 ]

米女子ゴルフツアー全米女子オープン第1日 ( 2022年6月2日    ノースカロライナ州パインニードルズGC=6638ヤード、パー71 )

全米女子オープン第1ラウンドに出場した渋野日向子(AP)
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 渋野は難コースの洗礼を浴びた。1番パー5の第2打を右ラフに入れると、3打目で「イソギンチャク」と表現して警戒していた目の前のワイヤグラスに当たり、フェアウエーにも戻せず5オン2パット。続く2番でもダブルボギーと出だしでつまずいた。125位に沈み、「悔しいラウンド。冷静に一打一打、打つことができなかった」と唇をかんだ。

 中盤10、11番で連続バーディーと盛り返すかに思われたが、その後は3ボギーと最後まで波に乗れなかった。ショットが安定せず、「何だろう。自分でもよく分からない」とぽつり。予選通過ラインから遠い位置で迎える第2日。「しっかり切り替えて頑張る。最後まで悔いなく自分のやりたいスイングをできたら」と巻き返しを期した。

 ≪第2Rスタート 前半スコア3つ落とす≫3日に第2ラウンドの競技が始まり、125位から出た渋野は前半9ホールを終え、スコアを3つ落とす苦しい展開となった。この日は9番スタート。11番で3パットのボギーを叩くと12番でもティーショットを右バンカーに入れ連続ボギーとなった。14、15番もボギーと苦闘。難易度の高い17番で2打目を2メートルにつけて最初のバーディーを奪ったが、通算8オーバーで折り返し。前半は巻き返しならず、予選通過は厳しい状況となった。

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2022年6月4日のニュース