社会人ゴルフ関東予選 Aブロック酒巻、Bブロック板橋がトップ通過

[ 2022年6月4日 05:30 ]

スポニチ主催 内閣総理大臣杯第53回日本社会人ゴルフ選手権関東予選マンデートーナメント ( 2022年6月3日    埼玉県 久邇CC Aブロック=6673ヤード Bブロック=6616ヤード、ともにパー72 )

75でAブロックを1位通過した酒巻栄太
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 落雷とゲリラ豪雨で2度の中断を挟む荒天の中、マンデー大会が行われた。Aブロックは酒巻栄太(36)が3オーバーの75、Bブロックは板橋伸明(47)が4オーバーの76でトップ通過を果たした。A、Bブロックともに15位タイまでの合計32人が25日から始まる関東予選、および北海道、東北大会への出場権を獲得した。なお全成績は別掲のQRコードに掲載される。

 ≪全体1位の75≫Aブロックで全体1位の75をマークした酒巻は「ティーショットが良かった」と笑顔を見せた。高校まで取り組んだ空手で鍛えたパワーが武器。280ヤード飛ばすというドライバーが好調だった。パー5の10番、第3打で1メートルのベタピンに寄せてバーディー。「3パットが2回あったけど、後半の出だしで取れて良かった」と振り返った。最後の1ホールを残して2度目の中断が入ったが「問題なかった」と集中力を切らさずパーで終えた。

 ≪悪天候「得意」≫Bブロックでトップ通過を決めた板橋は「人生で一度は新聞に載りたかった」と笑顔を見せた。パー5の5番は第3打で2メートルに寄せてバーディー。「ショートアイアンのショットが良かった」と振り返った。飛距離が出にくい悪天候は「嫌いではない。むしろ得意」とプラスに捉え、精度で勝負した。東京学館浦安高ゴルフ部の同期にはプロの岩本高志らがいた。「今は月1回だけど歴は長いので」と名門校で鍛えた実力を発揮した。

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