岩崎が自己ベスト64で暫定首位 初のメジャーでショット好調「自信になる」

[ 2022年6月4日 05:20 ]

男子ゴルフツアー BMW日本ツアー選手権森ビル杯 第2日 ( 2022年6月3日    茨城県 宍戸ヒルズCC西C=7387ヤード、パー71 )

8アンダーでホールアウトしキャディと笑顔でグータッチする岩崎(撮影・村上 大輔)
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 雷雲で競技が中断され、39人が日没サスペンデッドで競技を持ち越した。5打差の15位で出たプロ3年目の岩崎亜久竜(あぐり、24=フリー)が64と伸ばし、通算8アンダーで暫定首位に立った。ルーキーの平田憲聖(21=大阪学院大)ら4人が暫定2位で並んでいる。

 岩崎は途中でリーダーボードを見て「もっと伸ばしたい」とギアを上げた。2メートルを沈めた10番から3連続バーディーを奪うなど後半は30で回り、ツアー自己ベストの64をマークした。

 「全体的にショットが良くて、昨日入らなかったパットも入った。このコースで64で回れたのは自信になる」。初のメジャー大会出場。今週はプロキャディーの串田雅実氏を起用し「下ネタでリラックスさせてもらい、良い感じでプレーできた」と感謝する。名前の亜久竜は元F1レーサーの鈴木亜久里氏と同じ読み方。ツアー仲間からは「“だいたいあぐり”や“はまぐり”と呼ばれています」と笑う。

 宍戸ヒルズCCは日大時代に団体戦で優勝した思い出の場所。チームメートだった後輩の桂川が今年ツアーで初優勝を飾り「自分も頑張らなきゃと思います」と発奮。12年大会の藤本佳則以来となる、史上2人目のメジャー大会初出場でのツアー初Vへ「優勝したいです」と大リーグ・カブスの鈴木誠也似の顔を引き締めた。

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2022年6月4日のニュース