男子・元永、フルマラソン初挑戦で独走V 26キロ地点から抜け出した「1人で走れる自信があった」

[ 2022年4月18日 05:30 ]

スポニチ主催 第32回かすみがうらマラソン兼国際ブラインドマラソン2022 ( 2022年4月17日    茨城県土浦市J:COMフィールド土浦発着 )

<第32回かすみがうらマラソン>男女フルマラソン優勝の元永好多朗と藤澤舞(撮影・会津 智海)
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 1万631人がエントリーして3年ぶりに開催され、フルマラソン男子は元永好多朗(21=帝京大4年)が2時間17分6秒で初優勝した。同女子は藤沢舞(47=エクセルAC)が2時間43分57秒で“3連覇”を達成。国際ブラインドマラソン男子は東京パラリンピック(視覚障がいT12)銅メダルの堀越信司(33=NTT西日本)がアジア新記録の2時間21分21秒で制した。

 男子フルマラソンは26キロ地点から抜け出した元永は「1人で走れる自信があった」と独走で初挑戦のフルマラソンを制した。これまでの主戦場は駅伝とハーフマラソン。今年の箱根駅伝では7区にエントリーも当日変更で走れなかった。「反骨心のつもりで」と悔しさを力に練習に励み、帝京大駅伝競走部の中野孝行監督の勧めで今大会出場を決意。「42キロのマラソンが箱根で生きるように」と最終目標である夢舞台での雪辱を誓った。

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2022年4月18日のニュース