女子バスケWリーグPO トヨタが連覇!山本麻衣MVP 馬瓜エが絶叫!!「新しい歴史つくった」

[ 2022年4月18日 05:30 ]

<富士通・トヨタ自動車>表彰式で笑顔のトヨタ自動車の選手ら
Photo By 代表撮影

 バスケットボール女子のWリーグ・プレーオフが東京・国立代々木競技場でリーグ史上最多7151人の観衆を集めて2戦先勝方式の決勝第2戦が行われ、トヨタ自動車(リーグ2位)が富士通(同5位)に87―71で快勝。16日の第1戦に続く連勝で2年連続2度目の優勝を飾った。19得点の山本麻衣(22)がプレーオフMVPを獲得。レギュラーシーズンMVPには2年ぶり8回目の受賞となる渡嘉敷来夢(30=ENEOS)が選出された。

 優勝インタビューで、トヨタ自動車の馬瓜エはリーグ史上最多の観衆に向け「新しい歴史をつくりました!」と絶叫した。昨年12月の皇后杯準々決勝で富士通に敗戦。その後は「泥くさいトヨタ」をスローガンに意識改革に取り組み、選手間で深夜まで意見をぶつけ合うこともあった。昨年はベンチから出る機会が多かった山本、馬瓜ス、ソラが主力に成長。今季限りで引退する東京五輪銀メダルメンバーの三好は「心置きなく引退できる」と歓喜の涙を流した。

 ≪町田7得点で存在感発揮も≫富士通は2月に米WNBAのワシントン・ミスティックスとの契約を発表した司令塔の町田はチームとして14季ぶりの優勝を逃し「守備が機能せず相手にペースをもっていかれた」と肩を落とした。7得点3アシストと存在感は発揮。レギュラーシーズン、プレーオフともにベスト5に選出された。5月開幕のWNBAに向けて近く渡米する見通しだ。

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2022年4月18日のニュース