ラグビー神戸 カンバーランド・コーチが死去 16日の埼玉戦も帯同 死因は不明

[ 2022年4月18日 18:44 ]

神戸のスティーブ・カンバーランド氏(神戸の公式ホームページより)
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 ラグビーリーグワンの神戸は18日、ヘッドフォワードコーチを務めるニュージーランド出身のスティーブ・カンバーランド氏が17日に亡くなったことを発表した。死因は不明。57歳だった。

 チーム関係者によると、同氏は16日に開催された埼玉戦(熊谷)にも帯同。その日の午後10時頃、新神戸駅に着き、神戸市内にある自宅に戻った。同じマンションに住むほかのスタッフ陣とも「また明日」と言葉をかわして別れたという。

 翌日、同氏はコーチミーティングに現れず。ニュージーランドに残す家族から「(カンバーランド氏と)連絡が取れない」とチームに連絡が来たため、マンションの管理会社に連絡。事情を説明してカギを開けてもらいチーム関係者が入ると、寝室に意識のないカンバーランド氏がいたという。

 「大きな病気も持っていなかったと聞いています。本当に、寝耳に水です」とチーム関係者。現在は警察も入って調べているが、事件性は低いという。

 ニュージーランド出身のカンバーランド氏は、08年に前身である神戸製鋼のコーチに就任。一度は近鉄(現花園)のコーチに就任しながらも復帰し、計13年にわたってフォワードを中心に指導を続けてきた。長く名門を支え、18年度のトップリーグ制覇にも貢献した。

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2022年4月18日のニュース