比嘉一貴が逃げ切りV 最小兵1メートル58が1打差を堅守14アンダー

[ 2022年4月18日 05:30 ]

男子ゴルフツアー 関西オープン最終日 ( 2022年4月17日    兵庫県 よみうりCC=7180ヤード、パー71 )

優勝した比嘉一貴は笑顔で優勝カップを掲げる(撮影・井垣 忠夫)
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 首位から出た比嘉一貴(26=フリー)が2バーディー、1ボギーの70で回り、通算14アンダーで逃げ切り勝ち。昨年8月のセガサミー・カップに続くツアー3勝目を挙げた。首位に2打差の2位から出た星野陸也(25=興和)が通算13アンダーの2位。首位に4打差の3位から史上6人目のアマチュア優勝を目指した蝉川泰果(21=東北福祉大4年)は77と崩れ、通算3アンダーの17位に終わった。

 身長1メートル58。今季のツアーメンバー225人中最小兵の比嘉が目標の複数回優勝と賞金王へまずは1勝。「何勝とかは決めてないですけど2勝とは思ってないです」と気炎を上げた。オフのトレーニングを従来の体を大きくする筋トレから柔軟性を高める自重トレに路線変更。その成果は今季2戦目で早くも表れた。16番では直感を信じて打った4メートルのパーパットをねじ込み2位星野との1打差を堅守。片山晋呉の「感性を大切に」との助言からコースメモを持たずに感性優先でプレーする新スタイルも比嘉の強みになりつつある。

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