ロコの進撃支えたショット成功率　全10チーム中トップ83％　個人では吉田夕が全選手トップ91％

ロコ・ソラーレのショット成功率と今季平均
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　カーリング女子日本代表を過去最高の銀メダル獲得に導いたのは、要所でのショット成功率の高さだったといえる。今大会の日本のショット成功率は83％で、全10チーム中1位。個人ではリードの吉田夕が91％で全選手トップ、最後に投げるフォースの藤沢も韓国の金恩貞（キムウンジョン）と並びトップタイの80％だった。

　1次リーグと決勝トーナメントを合わせた日本は6勝5敗、75得点78失点で得失点差はマイナス3。だが大量失点のリスクを承知で勝負に出るカーリングでは、得失点差が必ずしも順位に直結しない。

　不利な先攻時に得点を奪うスチールの回数では、日本はカナダと並び最多タイの14回。先攻でも相手の最終投で簡単に得点させない布石で重圧を与え、試合を優位に運んだ。