原 メダル届かず7位も悔いなく競技引退「僕のわがままを支えてくれて感謝しかない」

[ 2022年2月6日 05:30 ]

北京冬季五輪第2日・男子モーグル決勝 ( 2022年2月5日    雲頂スノーパーク )

男子モーグル決勝で7位となった原(AP)
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 4年前には日本男子モーグル勢に初のメダルをもたらした原は、決勝2回目で敗退して7位に終わった。

 平昌五輪後の19年に競輪挑戦を発表し、最近2年間はモーグルとの二刀流で競技生活を送ってきたが、今後は競輪一本に専念する予定。「自分的にはベストランをしたと思ったが、実力が伴っていなかった」と悔やんだが、「親やスキー界、サポートしてくれた人、スポンサーと、僕のわがままを支えてくれて感謝しかない」と話し、思わず涙した。

 4年前にも見せた攻撃的なターンは健在で、エアの難度は他の上位勢よりも低くても、板を縦に滑らせるカービングでタイムは24秒台を連発。2回目は得点が伸びなかったが、「僕にとっては五輪はお祭り。楽しめた」と振り返り、気持ちよくモーグルに別れを告げる。

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2022年2月6日のニュース