堀島は「初日でバックフリップできた」恩師たちが語るモーグル銅メダリストの少年時代

[ 2022年2月6日 05:30 ]

北京冬季五輪第2日・フリースタイルモーグル ( 2022年2月5日    雲頂スキー公園 )

沢田光宏さん(右)(本人提供)
Photo By 提供写真

 堀島の少年時代から世界のトップになるまで、成長を見守ってきた3人の“恩師”が、当時を振り返った。

 (1)沢田光宏さん(51)岐阜県スキー連盟フリースタイル部長
 堀島ら将来が有望な選手に声を掛け、高山市の自宅近くにあるお寺で“モーグル寺子屋”を始めた。練習場所は乗鞍岳の標高2700メートル付近に広がる雪渓。「他の子が1本滑る間に、3本滑った」ほど熱心だったという。

 (2)大場順二さん(63)岐阜第一高スキー部コーチ
 「真面目だけど、どちらかと言えばモジモジする。世界に出るなら、あいさつはしっかりしろと指導した」。改善されず、校内の廊下で延々とあいさつの発声練習をさせたことも。今では人前でのあいさつも慣れたもの。

 (3)浜田聡さん(41)三重県桑名市のウオータージャンプ場「K―air」場長
 お楽しみ抽選会で、姉・有紗さんが1カ月パスに当選したからだ。姉よりも熱中した堀島。浜田さんによれば「初日でバックフリップができた。並の人間ではできない」。

続きを表示

この記事のフォト

2022年2月6日のニュース