尾崎直道、安田春雄、塩谷育代がゴルフ殿堂入り マスターズVの松山らに特別賞

[ 2022年2月1日 16:41 ]

尾崎直道
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 日本プロゴルフ殿堂(松井功理事長)は1日、都内で会見を開き、第9回殿堂入り顕彰者を発表した。

 レジェンド部門は日本プロゴルフ協会元理事長の山本増二郎氏と同副理事長の古賀春之輔氏(いずれも故人)、そして現役時代に和製ビッグ3の愛称で親しまれた安田春雄氏(79)の3人を選出。プレーヤー部門はツアー通算32勝を挙げ、賞金王に2度輝いた尾崎直道(65)と賞金女王に2回輝き、ツアー通算20勝を挙げた塩谷育代(59)が選ばれた。

 会見には松井理事長と副理事長の小林浩美日本女子プロゴルフ協会会長が出席。松井理事長は尾崎について「米ツアーにも挑戦し、日米を股に掛けて闘った。その努力と忍耐は素晴らしい」と日本オープン連覇のほか、米ツアーにも10年間挑戦しシード選手として活躍した功績を称えた。

 また小林副理事長は塩谷について「塩谷さんとは同い年。20代から一緒に頑張ってきた。彼女の凄いところは、トレーニングが今みたいに普通ではない時代に、いち早く東海大の先生とトレーニングを積みながら試合を闘った。私の記憶の中では最初の人。1つのことを一生懸命凄くやる人。結婚もされて家庭も持って仕事にも成功され、女子プロのロールモデルのような人。ゴルフ界にとって、なくてはならない人」と評価していた。

 また、昨年マスターズで優勝した松山英樹(29)と東京五輪で銀メダルを獲得した稲見萌寧(22)、そして全米女子オープンで史上最年少優勝を果たした笹生優花(20)にそれぞれ特別賞が贈られた。

 なお、3月11日にパシフィコ横浜(横浜市)で開催されるジャパンゴルフフェアの会場で今回の顕彰式典が行われる予定。

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2022年2月1日のニュース