4日開幕北京五輪スポニチ独自予想 金8、銀3、銅12 昨夏の東京五輪に続くメダルラッシュだ!

[ 2022年2月1日 05:30 ]

羽生結弦
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 北京五輪は4日の開幕に先立ち、2日のカーリングで競技がスタートする。スポニチ本紙が独自に行ったメダル予想は金メダル8個、メダル総数は23個。ともに日本の冬季五輪最多を上回る数字をはじき出した。夏季五輪最多となる金27個、メダル総数58個を量産した昨夏の東京五輪に続く、メダルラッシュが期待される。

 日本は時差が少なく移動の負担も軽減されるアジア開催の冬の祭典と相性が良い。アジア初開催の72年札幌五輪は冬季五輪初の日本人王者となったスキー・ジャンプの笠谷幸生の金をはじめ当時歴代最多となる3個のメダルを獲得した。98年長野五輪では金5個を含む10個で初の2桁に到達。18年平昌五輪は金4個を含む13個に伸ばした。4度目のアジア開催となる北京ではさらに数字を積み上げる可能性が高い。

 北京五輪では7競技、史上最多109種目を実施。95前後の国・地域から約2900人の選手が参加する見通しだ。日本選手は124人が出場する予定で、海外の冬季五輪史上最多となる。伊東秀仁団長は「平昌を超えるぐらいのメダルは獲りたい」と4年前のメダル13個(金4、銀5、銅4)以上を目標として掲げている。

 フィギュア男子の羽生は前人未到のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)の成功を目指しており、3連覇達成なら同種目94年ぶりの快挙となる。スピードスケートは女子で5種目に出場する高木美のメダル量産に期待。男子500メートルは新浜、森重、村上の3人が世界トップレベルとされる33秒台の記録を持つが、他国のライバルとの実力差もきっ抗しており、複数メダル獲得は容易ではない。

 ノルディックスキージャンプは男子エース小林陵の複数メダルを予想。フリースタイルスキーモーグルは男子の堀島、女子は17歳の川村が金候補だ。スノーボードハープパイプは男子の平野歩、平野流、戸塚による表彰台の独占に期待がかかる。

 北京五輪日本代表メンバーには金27個、メダル総数58個を量産した昨夏の東京五輪に刺激を受け、スポーツの力を再確認した選手も多い。コロナ禍で海外での試合が限られ、ライバルの状態が不透明な部分はあるが、半年前の勢いを引き継ぎ、メダルラッシュにつなげられるか。(北京五輪取材班)

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2022年2月1日のニュース