照ノ富士 阿武咲撃破で首位に並んだ!御嶽海が“ライバル対決”に敗れ初黒星

[ 2022年1月18日 17:57 ]

大相撲初場所10日目 ( 2022年1月18日    両国国技館 )

<大相撲初場所10日目>寄り切りで阿武咲を破った照ノ富士(左)(撮影・西海健太郎)
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 103年ぶりとなる新横綱から3場所連続優勝を狙う横綱・照ノ富士は平幕・阿武咲を寄り切り9勝目。全勝の関脇・御嶽海が平幕・北勝富士に敗れ初黒星を喫したため、9勝1敗で首位タイに浮上。続く8勝2敗には平幕の阿炎と宝富士が続き、優勝争いが“混戦”となってきた。

 御嶽海は同い年で学生時代からのライバルである北勝富士との一番。今場所は3勝6敗と黒星先行の相手に押し出しで敗れ、ついに初黒星。北勝富士との対戦成績は12勝11敗となった。

 御嶽海が敗れ首位浮上のチャンスがきた照ノ富士は結びの一番で阿武咲と激突。激しい立ち合いに一歩も引かない“横綱相撲”で完勝。10日目にして全勝力士がいなくなり、9勝1敗で照ノ富士と御嶽海が並ぶことになった。

 続く2敗勢では宝富士が一山本を、阿炎は隠岐の海をそれぞれ押し出しで下し、8勝2敗で勝ち越しを決めた。琴恵光は千代丸に押し出し、琴ノ若は石浦に下手投げで敗れ3敗目を喫し優勝争いから後退した。

 また、大関・正代は関脇・隆の勝に寄り切りで敗れ2連敗。4勝6敗と黒星が2つ先攻してしまった。

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