ウィザーズはロード6連戦の初戦で黒星　ウォリアーズのカリーは3PのNBA記録まであと1本

[ 2021年12月14日 13:36 ]

　ウィザーズは13日、ロード6連戦の初戦をデンバー（コロラド州）で迎えたが107―113（前半41―59）で敗れて15勝13敗。最大33点差をつけられながら第4Qの大詰めで6点差まで肉薄したが、ここ6戦で5敗目を喫した。

　今季13・4得点、8・3リバウンドをマークしていた先発フォワードのカイル・クーズマ（26）が9日に新型コロナウイルス感染防止規定の健康安全プロトコルの対象となって離脱。この日はブラドリー・ビール（28）が19得点と10アシスト、ベンチから出たダビス・バターンズ（29）が5本の3点シュートで21得点を稼いだものの、最後まで一度もリードを奪うことはできなかった。

　ナゲッツは14勝13敗。昨季のMVP、ニコラ・ヨキッチ（26）が28得点、19リバウンド、9アシストをマークし、10試合ぶりに“貯金”を1としている。

　ウォリアーズのステフィン・カリー（33）は敵地インディアナポリス（インディアナ州）で行われたペイサーズ戦で26得点を挙げて102―100（前半47―55）での勝利に貢献。3点シュートは15本中5本成功させ、レイ・アレン（元セルティクスほか）が保持しているNBAの通算最多成功記録（2973）にあと「1」と迫った。

　カリーは100―100で迎えた第4Q残り18・2秒に右サイドから3点シュートを放ったが失敗。これが入っていればアレンに並ぶところだった。ただしこぼれたボールをケボン・ルーニー（25）がキープしてゴール下でシュートを成功。これが決勝点となって今季の成績を22勝5敗としている。

　＜13日の結果＞
＊キャバリアーズ（17勝12敗）105―94ヒート（16勝12敗）
ウォリアーズ（22勝5敗）102―100＊ペイサーズ（12勝17敗）
＊ラプターズ（13勝14敗）124―101キングス（11勝17敗）
ロケッツ（9勝18敗）132―126＊ホークス（13勝14敗）
セルティクス（14勝14敗）117―103＊バックス（18勝11敗）
＊グリズリーズ（17勝11敗）126―91　76ers（15勝13敗）
＊マーベリクス（14勝13敗）120―96ホーネッツ（15勝14敗）
＊ナゲッツ（14勝13敗）113―107ウィザーズ（15勝13敗）
＊クリッパーズ（15勝12敗）111―95サンズ（21勝4敗）
　＊はホームチーム