大学生プロゴルファー平田2位に急浮上 予選会初挑戦も「普段の試合と同じように回れている」

[ 2021年12月10日 05:30 ]

2位に浮上した平田(JGTO提供)
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 国内男子ゴルフツアーの来季出場権を懸けた最終予選会は9日、宮崎県のトム・ワトソンGC(パー72)で第3ラウンドが行われ、35位で出た平田憲聖(21=大阪学院大)が66で回り通算4アンダーの2位に浮上した。川上優大(28=Golf Brothers)が7アンダーで首位を守った。手嶋多一(53=ミズノ)は2オーバーの25位。女子プロ河本結の弟・河本力(21=日体大)は7オーバーの58位。4日間72ホールで争われ、成績順に出場優先順位が決まる。

 3日前にプロ転向した大阪学院大3年生の平田が急浮上した。前半はグリーンを外し“寄せワン”でしのぐ場面が多かったが、8番以降で6バーディー。「3アンダーを目指していた。良かった」とうなずいた。予選会は初挑戦だが「普段の試合と同じように気持ち良く回れている」。今季賞金ランク3位の木下稜介は大学の先輩。「来年は大学生プロとして出る。レギュラーツアーで戦いたい」と同じ舞台で活躍することを夢見ている。

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2021年12月10日のニュース