体操・野々村笙吾が有終の美へ抱負「悔いのないよう」 萱&谷川航も花道誓う

[ 2021年12月10日 20:46 ]

野々村笙吾
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 体操の全日本団体選手権(11日開幕)に向けた男子の公式練習が10日、本番会場の東京・国立代々木競技場で行われた。14年世界選手権の日本代表として団体の銀メダル獲得に貢献し、今大会をもって現役を引退するセントラルスポーツ所属の野々村笙吾(28)はラスト演技に向けて調整。チームは2連覇が懸かっており、主将として「優勝したい」と見据えた。男子は大会2日目の12日に行われる。

 出場種目を得意のつり輪にしぼった野々村。「技の決め、姿勢は自信があるので見てほしい」。肩や足首に痛みがあるが、「そんなに問題はない。順調」と調整はできている。

 2連覇という花道のため、チームの後輩たちも気合いが入っている。東京五輪の団体総合で銀メダルを獲得した萱和磨(25)と谷川航(25)は先輩のラスト演技に華を添えることを誓った。谷川航は「ずっと憧れて、背中を追いかけてきた選手。最後なので絶対優勝させて、気持ち良く終わってほしい」と意気込み、萱も「自分の良い演技を周りに相乗効果で伝えたい」と気合い十分。ラスト演技で有終の美へ。野々村は「悔いのないよう演技したい」と語った。

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2021年12月10日のニュース