キム・ハヌルは1アンダー発進 日本での引退試合に父の教え守る「いい天気続けば、4日間スカートで」

[ 2021年10月21日 17:26 ]

女子ゴルフ NOBUTA GROUP マスターズGCレディース第1日 ( 2021年10月21日    兵庫県 マスターズGC=6571ヤード、パー72 )

<マスターズGCレディース・第1日>5番、ティーショットを放ち笑顔をみせるキム・ハヌル(撮影・井垣 忠夫)
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 女子ゴルフの「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」(賞金総額2億円、優勝賞金3600万円)は21日、兵庫県三木市のマスターズゴルフ倶楽部(6571ヤード、パー72)で第1ラウンドを行った。今大会が日本での引退試合となるキム・ハヌル(32=韓国)は5バーディー、4ボギーの71で回り、首位とは6打差の1アンダー、31位で初日を終えた。

 
 「すごく緊張しましたけど、パターがよく入ってくれました」

 2番パー4(375ヤード)ではピン手前から6メートルのバーディーパットを沈めるなど、好調なパッティングでスコアをまとめた。

 この日は大会カラーでもある上下緑色のウエアを選び、いつも通り膝上30センチのミニスカートでプレーした。

 「プロになった時に父から言われました。人前でプレーする時は女性らしい格好をしなさいと。スカートがあまり短いと怒られますけど、このままいい天気が続けば、父の教えを守って4日間、スカートでプレーしようと思っています」

 その父・ジョンヒョンさん(58)からこの日、これまでのプロ生活への慰労と感謝の気持ちを伝えるメッセージが届いた。

 「スマイル・キャンディー」のニックネームを持つ大親友イ・ボミ(33=延田グループ)とはまた違うエレガントな美しさで日本のファンを魅了してきたキム・ハヌル。日本での最後の1ストロークまで生来の「クール・ビューティー」を貫く。

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2021年10月21日のニュース