松山1打差2位スタート「いいプレーをしなければいけないと思った」 岩田が63で首位

[ 2021年10月21日 16:25 ]

男子ゴルフ ZOZOチャンピオンシップ第1日 ( 2021年10月21日    千葉県・アコーディア習志野CC )

<ZOZOチャンピオンシップ 第1日>4番、松山は大勢のギャラリーの注目を浴びながらティーショットを打つ (撮影・西川祐介)
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 東京五輪に続く今年国内2試合目となる松山英樹(29=LEXUS)は、6バーディー、ノーボーギーの64で回り1打差の2位につけた。

 岩田寛(40=フリー)が63で単独首位に立った。

 松山は東京五輪金メダルのシャウフェレ、銅メダルの潘政ソウと同組でスタート。1番で左ラフからの第2打をピン左下2・5メートルにつけ、これを沈めてバーディー発進。3番パー3では2~3メートルのバーディーパットを決めて2アンダーと伸ばした。さらに6番パー5ではピン手前6~7メートルに2オン。イーグルパットは惜しくも逃したものの、2パットで沈めて3アンダーとした。9番ではグリーン手前バンカーからのアプローチをOKに寄せ前半を3アンダーで折り返した。

 後半も13、14番でバーディー。17番では第2打をピンに当て1メートル以内につけて6アンダーとする。18番は1メートルのバーディーチャンスを外したものの、1度もボギーを叩かない、安定した内容でフィニッシュした。

 「一昨年もスタートでバーディー。今年もバーディーを取れたので余裕を持って出来たんじゃないかと思います」

 前日の練習ラウンド後のリモート会見では「(優勝した)マスターズを10とすると1もない」と不安を口にしていた。それがフタを開けてみれば1打差の絶好のスタート。「思ったより今日は出来たと思いますけど、状態は変わっていない」と振り返る。

 それでもこの日はホールを囲んだギャラリーが背中を押してくれた。初日の観客数4468人の中の多くが松山の組に付いて歩いた。

 「あそこまで囲まれるといいプレーをしなければと思いました。それが良かった」と声援に感謝していた。

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2021年10月21日のニュース