渋野 2週連続Vは「めちゃくちゃ難しい」も集中、15日開幕富士通レディース

[ 2021年10月15日 05:30 ]

<富士通レディース練習日>バンカーで笑顔を見せる渋野(撮影・西尾 大助)
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 女子ゴルフの富士通レディースは15日から3日間、千葉・東急セブンハンドレッドクラブで開催される。初の2週連続優勝に挑む渋野日向子(22=サントリー)は14日、18ホールをラウンドして最終調整した。

 先週スタンレー・レディースでツアー5勝目を挙げた。1年11カ月ぶりに手にした勝利を「初優勝や全英の優勝に比べると、考えることの多い優勝だった。一番感慨深い出来事だった」と振り返り「どんな味?」と聞かれると「カレーせんべい。ちょっと辛い感じでおいしい」と笑った。

 2週連続優勝については「めちゃくちゃ難しいこと。今まで通り予選を通過し、目の前の一打一打に集中する」とだけ話した。

 12月の米ツアー最終予選会受験のため大王製紙エリエール・レディース後に渡米するプランだった。先週の優勝で今季最終戦ツアー選手権リコー杯の出場権を得たが「出るか出ないか考え中」と検討中であることを明かした。いずれにせよ大王製紙エリエール・レディースまでは全試合に出場する。「今(4週連続)トップ10を続けているのでトップ10以内をずっと続けていけたらいい」と目標を掲げた。

 《19年女王の古江、好相性に自信》アマチュアで出場した19年大会でツアー初優勝を飾った古江はイン9ホールを回った。昨年も2位に入っておりコースとの相性は抜群。「何となく好きなコース。グリーンがきれいなので、思ったラインを打ち切れたらバーディーを取れる」といいイメージを持っている。富士通所属のホステスプロは「上位で争って盛り上げたい。毎日アンダーパーを目指して頑張りたい」と覚悟を示した。

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