警察官志望の天理大・内村 忍者のような身のこなし!今季初出場で自己最多の4トライ 

[ 2021年10月4日 05:30 ]

ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第2節第1日   天理大69―21関大 ( 2021年10月3日    天理親里 )

<天理大・関大>後半、相手のタックルをかわし突進する天理大・内村=中央(撮影・後藤 大輝)
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 昨季、大学日本一の天理大が関大から11トライを奪い今季初勝利を挙げた。近大に敗れた初戦を就職活動で欠場したWTB内村祐介(4年)が4トライ。4トライ以上のボーナス1点を加え、通算勝ち点5とした。

 天理大が少しずつ形になってきた。昨季の日本一に控えで貢献したWTB内村が、今季初出場で自己最多4トライ。33―7の後半最初の1本は圧巻。ラインアウトからの攻撃で中央突破。ジャンプでかわす忍者のような素軽さと、50メートル6秒0の足で40メートルを独走した。

 近大に敗れた初戦は、就職活動のため欠場した。警察官志望の第2節のヒーローは「FWのブレークが多かった。それで外が空いた」と仲間に感謝した。

 昨季からの主力、フランカー服部、No・8山村が今節、故障から復帰。両雄が関大に激しく当たったことで、バックスも仕事がしやすかった。ミス絡みの失トライ3を反省しつつも、フッカー佐藤主将は「この勝ちは大きい」と納得顔。関西6連覇がかかる王者の進撃はここから始まる。

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2021年10月4日のニュース