レスリング金メダル須崎優衣 東京五輪で体に起こった異変明かす「朝起きたら枕に…怖かった」

[ 2021年10月4日 17:15 ]

東京五輪で旗手を務めたレスリング女子50キロ級の須崎(左手前)。隣は男子バスケットボール日本代表の八村(AP)
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 フジテレビのスポーツを題材とするトークバラエティー「ジャンクSPORTS」(日曜後7・00)が3日、「一二三だ詩だ新庄だ! メダリストも大集結で豪華3時間SP」として放送され、東京五輪レスリング女子50キロ級で金メダルを獲得した須崎優衣(22=早大)が旗手を務めた開会式の“重圧”から体に起こった異常を明かした。

 須崎は現役大学生として初出場した夢の大舞台で見事に金メダル獲得。しかも全試合無失点でのテクニカルフォール勝ちという“完全優勝”は五輪4連覇の伊調馨、同3連覇の吉田沙保里らでも成し得なかったオリンピック史に残る大偉業となった。

 そんな快進撃を見せた須崎だったが、五輪期間中には「抜け毛がひどかった」という悩みを抱えていたことを告白。「プレッシャーとかも感じてて朝起きたら枕に髪の毛がすごい落ちていて、それがもう毎朝続いて結構な量が落ちちゃってた。起きる度に怖かったですね」と当時の様子を説明。「すぐ通販でナイトキャップ買って、なんか赤ちゃんみたいな帽子(笑い)を被って寝てました」と明かした。

 スタジオの「アンタッチャブル」柴田英嗣から「旗手をやられたじゃないですか。あれは金メダルを期待されている方がやるんですけど、なかなか獲りきれなかったりするんですよ。そういうプレッシャーっていうのもあったんですか?」と聞かれ、須崎は「多少なりプレッシャーはたぶん感じてました」とコメント。初の大舞台、自国開催での開会式で旗手を務めた“重圧”を振り返った。

 実際の開会式では男子旗手を務めた男子バスケットボール日本代表の八村塁と並んで選手を先導。入場時は八村よりも身長が50センチ以上も低い須崎が国旗を持っていたことに対し、メインMCの「ダウンタウン」浜田雅功が「でもあなたちっちゃいのに隣の大きい子(八村)が持ったら良かったんちゃうん」と指摘。須崎が「最初は2人で(国旗を)持とうみたいな話でなってたんですけど、やっぱ身長差があるので…」と付け加えると、浜田は「いや、この子(八村)が持つべきやって。こーんなにデカイのに…」と答えスタジオは爆笑。

 さらに須崎が「歩幅も合わないので半分交代、道の真ん中ぐらいまで最初(私が)持って。じゃあ交代しましょうと話になった」と説明。浜田も「何で彼(八村)が持たないのかって(思ってた)」と納得した様子だった。

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