浅田真央さん感謝のラストダンス「本当に幸せで最高な時間でした」

[ 2021年4月27日 20:26 ]

<浅田真央サンクスツアー神奈川公演>演技をする浅田真央さん(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート女子の10年バンクーバー五輪銀メダリスト、浅田真央さんの“感謝の旅”がゴールを迎えた。自身が主役のアイスショー「浅田真央サンクスツアー」の最終公演が27日に横浜アリーナで行われ、万感のラストダンスを舞った。

 ファンに感謝の思いを届けるために18年5月に「サンクスツアー」はスタート。当初は10カ所程度での開催計画だったが、3年にわたって通算202回もの公演を積み重ねてきた。「戦いの気持ち、勝負の気持ちの方が強かった」という現役時代とは一変し、「スケートが楽しい、スケートが好きという気持ちをもらえた。それが最高のギフトでした」とツアーにささげた3年を振り返る。

 最終公演のラスト、真央さんはファンにあいさつするためにマイクを握った。「サンクスツアーは今日で終わりを迎えましたが、私たちはまた新たなスタートだと思っています。本当に幸せで最高な時間でした」。今後は、子どもたちのための“真央リンク”の創設や自然に囲まれた田舎生活などの夢も。1つの旅を終え、また新たな旅が始まる。

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